地域病院だからこそ得られる症例経験 医学研究研修センター センター長 小林茂昭

豊富な症例経験は、
やがて進む専門医に向けて大きな価値となります。

相澤病院で行う卒後臨床研修では、スーパーローテーションによる救命救急センターを中心に各診療科を経験することになりますが、地域の中核病院であり救急体制を持つ病院だからこそ多い一般的な症例の診察を多く経験することができます。これは、当然のことながら、専門医へ進む前に医療の基礎が実践でしっかりと学べ、身につくということに繋がり、総合的な診療が行え、かつ将来的な専門医への礎を固めるのに最良だといえます。

指導医のバックアップのもとチーム医療の大切さを学んでいく。

経験豊富な指導医が63名在籍する充実した体制を有していることで、研修医は、常に直接指導を受けられる環境が整っています。また、各科の研修においてもそれぞれ違いのあるチーム医療をその一員として参加することで、机上では決して学ぶことのできないスタッフそれぞれの役割の重要性と責任の大きさ、そして、最新の医療体制を実体験により吸収していくことができます。この積み重ねこそが後に的確な診療の選択と判断を行える力となります。

国際的な視野を持つ医師として。

相澤病院では、最新の医療知識を得るためにも将来的に不可欠になってくる医学英語の読解力を向上させるために、積極的に医学英語の研修をプログラムに取り入れています。総合診療を行える英国人医師による診療研修、長野県全体の研修医が集まり英語による症例報告や学会報告の仕方を学ぶ勉強会への参加など幅広い視野で研修を行うことができます。

自ら「学ぶ積極性」を持つことを期待します。

研修期間は、学びのチャンスが常に目の前にあります。研修期間は密なスケジュールを実行していかなければなりませんが、向上心と積極性を持つことを意識し、同じ病気だから同じ治療法ではなく、罹る人によって最適な治療法を見出す力、すなわち「病気を診る」ことよりさらに進んだ「人を診る」ことに取り組んでください。また、相澤病院では、自らのスキル向上や医療に携わる責任を養うためにも、成果を論文にして発表を行うことを薦めています。そのために指導医への相談も大いに活用するなど、同時にコミュニケーション力も高めていってほしいと考えます。

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